もし、双子の姉妹が同じ男性を愛してしまったら…波乱に満ちた人生を描いた「花衣夢衣」。
加賀友禅の美に秘められたいくつもの運命の糸が絡まりあいながら、「花衣夢衣」のストーリーは感動の結末へ。
津雲むつみさん原作の人気漫画「花衣夢衣」がドラマ化され大人気ですね。愛憎ドロドロの最高傑作ともいわれる「花衣夢衣」。コミックを読んだ方には容易に想像できるかもしれません。しかし、ドラマ化された「花衣夢衣」は、原作のストーリーをさらに一ひねり、二ひねりした秘密のサプライズが隠されていますよ!加賀友禅の秘めやかな美しさも目が離せませんね。
それでは、昼ドラ「花衣夢衣」とはどんなドラマなのか、解説していきましょう。「花衣夢衣」とは、もともと、津雲むつみさんのコミック作品。集英社「YOU」に、1993年から2000年まで連載されました。当時も女性を中心に人気となり、現在では全11巻が集英社文庫から発売されています。ちなみに、ブックオフ、ブックマーケット、まんだらけなどの古書店に、以前はたくさんの「花衣夢衣」が並んでいましたが、ドラマが始まった現在では品薄になっています。【新刊】 花衣夢衣 [文庫版] (1-11巻 全巻)
今回の昼ドラ「花衣夢衣」は、愛憎ドロドロ昼ドラのトップブランド・東海テレビが制作。フジテレビ系列で全65回。2008年3月31日から6月27日の13:30〜14:00で放送されています。主人公の一卵性双生児の姉妹愛を描く大河ロマンと銘打ち、姉妹愛と不条理な愛の葛藤、人間の業、加賀友禅に秘められた思いが描かれています。まさしく、昼ドラの王道を行くストーリーといっても過言ではありませんね。
「花衣夢衣」の舞台は昭和25年、戦後の復興著しい東京から始まります。姉の沢木真帆(尾崎亜衣/吉田真希子)と妹の澪(尾崎由衣/吉田真由子)は、いつも何をするのも一緒。普通にいる仲良しの双子姉妹です。ある日、真帆は澪の代わりにデートに出かけたのですが、乱暴され、子供を授かれない体となってしまいました。真帆は、澪と過ごす日々の中で悪夢の出来事のようなトラウマに苦しみ、澪も真帆を自分の身代わりとしてしまったことを悔やみ心の傷に悩みます。
いたたまれず、「1人になりたい」と思いつめた真帆は、加賀友禅の美しさに魅せられ、一人、金沢へと旅立つのでした。その後、真帆は、老舗の呉服店を営む羽嶋将士(眞島秀和)と激しい恋に落ちることに。真帆は羽嶋将士からプロポーズされるのですが、子供を授かれないことを告げることもできずに求婚を断ります。一方、双子の妹、澪もまた将士を好きになってしまい、将士は澪と結婚。しかし、将士は真帆のことが忘れられず、真帆もまた将士のことが忘れられずに二人の逢瀬は続いていく・・・。
数奇な運命に翻弄されていく真帆と澪。「かけがえのないもう一人の私」への愛憎と慈しみ。そして加賀友禅とともに運命の歯車は大きく動き出していくのです。
同じ男性を愛してしまった双子の姉妹の波乱に満ちた人生を描く「花衣夢衣」の見どころは、まず、キャスティングにありますね。双子の娘時代は尾崎亜衣・尾崎由衣の実の双子タレントが演じます。20歳以降は吉田真希子・吉田真由子。この二人は双子ではないものの、やはり、実の姉妹が真帆と澪を演じています。双子の妹の尾崎由衣は、「わたしたち双子が、ドラマの中で双子を演じることにより、より深く姉妹の絆が伝わればうれしい」と語っているとおり、実の双子や姉妹だからこそ表現できるリアルな愛憎と慈しみが「花衣夢衣」の最大のみどころになりそうです。
さて、「花衣夢衣」では、母親役となる女優の萩尾みどりさんにも、濃厚なラブシーンが準備されていました。本人は、「まさかこの歳になってラブシーンがあるとは思っていませんでした」とのことですが、これは見逃せないシーンとなりそうですね。萩尾みどりさんの全編にわたるきもの姿、加賀友禅の逸品にも期待しましょう。
もし、双子の姉妹が同じ男性を愛してしまったら…波乱に満ちた人生を描いた「花衣夢衣」。加賀友禅の美に秘められたいくつもの運命の糸が絡まりあいながら、ストーリーは感動の結末へと続いていきます。
●花衣夢衣の結末
●木村拓哉「CHANGE/チェンジ」を100倍楽しむ方法 CHANGEのストーリーと結末とは・・・